社会人(一般)からのルート

社会人からの看護学校入学は、場合によっては非常に厳しいものとなります。社会人枠というものが設けてあり、試験も小論文と面接という学校の場合は、枠自体も小さく試験の負担が少ないため、自然と競争率は高くなるでしょう。そうでない一般受験であれば、高卒の学生に混じって受験することなり、科目は4教科フルコースです。数年あるいは数十年?のブランクとの戦いとなりますのでこれも険しいといわざるを得ません。社会人・転職者のための予備校などもあります。傾向と対策は把握しておいたほうが良いと思われます。

例えばまったく看護とは方向性の違う仕事をしていたのであっても、社会人としての経験は人との接し方、話術や礼儀のように、高卒の学生には求められないようなことが身についているとも考えられます。このことを生かして、就職面でも優遇されやすい傾向はあるようです。選んだ学校の卒業生の就職先や進学先が、自分の目標に沿うかどうかも、願書を出される前に一度チェックしておくべきです。また、入学後は何かとリーダー的存在を役割として持たせられるのも、社会人学生の特徴です。周囲とのコミュニケーションが取れなかったり、教官が年下だったり、同学年の生徒が悩まないようなところで、様々な悩みを抱えることも多いかと思います。それらもひとつの乗り越えるべき壁と認識して、いざ看護師目指して頑張っていただきたいです。

子供さんがいらっしゃる方は、家庭と学校生活の両立は容易ではないでしょう。家族の協力が必要であるとともに、かなりの負担をかけてしまうことが予想されます。しっかりと事前の話し合いを行うことをお薦めします。また、いかなる理由であっても学校を休むことは、自分の身に降りかかってきます。特に実習は連続的に設けられているため、たとえ補修実習があっても厳しいと思われます。患者さんの状態も日々変化しています。休んだ分を取り戻そうということは簡単にはいきません。3年間という短い期間だからこそ、一日の重み、一回の講義や実習の重みは他の比ではありません。また、金銭面での問題もあります。すべてにおいて想定外の出来事が起こると、積み上げてきたものが崩れてしまいがちなので、とにかく3年間は我慢の日々であると肝に銘じ、協力してくれる方がいればありがたく力を借りてはどうでしょう。一人で頑張ろうと身体を壊しても大変ですから。社会人のよさ、個性を最大限に活かしつつ、前向きな努力で乗り切って行きましょう。






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